お宝おじゃるバンダイ ワンダースワン

■ワンダースワン

初期の「ワンダースワン(WS)」は白黒でした、その後バージョンアップして、「ワンダースワンカラー」となり、画面がカラーになりました。さらに、「スワンクリスタル」へとバージョンアップし、画面やサウンドの機能が向上しました。しかし、任天堂のゲームボーイとの競争に敗れ姿を消すこととなってしまいました。

ファイナルファンタジーのシリーズが、携帯ゲームでソフトになっていたことで有名でしたが、他に一般受けするような作品がなかったために、販売台数を伸ばすことが出来なかったゲーム機械です。
今ではゲームコレクターが収集している程度ですが、意外なゲームソフトが眠っています。

■ワンダースワンのここが凄い!!(勝手に…)
1・読み物ゲーム、サウンドノベルゲームやストーリーを文字で読ませるゲームが多数ありました。横画面だけでなく、縦方向にも画面が使えるために、元祖?電子書籍系のゲーム機械と呼ばれています。(私が勝手に)
2・大手の出版社と連携して、人気漫画のゲームが多数ありました。
3・付属品に個性的かつ、機能性の高い物があり、時代の先を行っていたゲーム機械といえます。

■ワンダースワンの問題点!!(勝手に…)
1・ボタンの数が多く劣化が多かった。(のちに、製品品質向上でかなり改良?)
2・ゲームソフトの端子がむき出しなために、データエラーが多かった。(保護ケース&品質の向上で改良?)
3・電池一つで起動できるが、その分、起動時間が短い。(ソフトにロールプレイングゲームが多いため不満が多かった?)
4・任天堂(GB)が全盛期であったために、なんだかんだ人気商品にはなれなかった。

■ワンダースワンのオモシロ商品(1・ハンディソナー)
ワンダースワンには釣り用の「ハンディーソナーセット」が発売されていました。性能が良いために、今でも取引が成立することがあります。コンディションにもよりますが、 5000円〜10000円前後で取引される傾向にあります
水辺で使用するものです。そのため、使用していると取引価格に影響があるようです。

※製品名称「ホンデックス社 (HONDEX) ワンダースワンハンディーソナー」
魚群探知機として性能が良いようです。もはや「おもちゃ」というレベルではないようです。バス釣り、フローター、カヤックなどでも利用できることから、未だに人気のある商品です。

製品仕様書の解説より抜粋「『ワンダーソナー』に搭載されている高性能センサーは、探知周波数200kHz、超音波発信角20度の性能を持っており水深最大20メートル、範囲最大7メートルのエリア内の魚群や深度、地形を画面上に表示することが可能となっている。また内蔵ROMには、魚類図鑑や簡易タイドグラフ(潮の干潮グラフ)表示機能も搭載されていて、キミのフィッシングライフをさまざまな形でフォローする機能が満載だ。」

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