お宝おじゃるDVDの機能

■ディレクターズカット版
映画公開された時の映像内容と、DVDで発売された時の映像内容が微妙に違っているDVD作品を「ディレクターズカットバージョン・ディレクターズカット版」と言います。主に、セリフの差し替えや、場面の削除追加などが行われています。

■完全版
映画で公開された映像内容と同じ映像のDVD作品を「完全版(劇場作品完全版)」と言います。

■デジタルリマスタリング
古いアナログフィルム映画は映画館で上映されることを想定して、フィルムに記録がされています。このフィルムを、そのままDVDへ録画すると、画像の劣化が発生してしまいます。そういった、劣化を抑えるために、デジタル加工補正してDVD化した商品を「デジタルリマスタリング」と呼びます。

■特典映像付き版
映画・映像の作品本編に、「おまけ」の映像が付いているDVDを「特典映像付き」と言います。映画の撮影風景、監督・スタッフ・役者のインタビューや、絵コンテ・原画などが映像収録されていることが多いです。

■音声・字幕切り替え版
日本語以外に、海外の言語に音声・字幕を切り換えることができるDVDを「音声・字幕切り替え」と言います。日本で発売されるDVDは、日本語とその映画・映像が撮影された国の言語で「音声・字幕切り替え」が出来ることが多いです。

■チャプター追加・変更
映画・映像の本編を、項目ごとに途中から閲覧できる機能を「チャプター」と呼びます。再販、復刻されたDVDに「チャプター」機能が追加・削除さされていることもあります。
近年のDVDデッキは、早送り・巻き戻しの機能が向上しており、「チャプター」を使わなくても、簡単な操作で、DVDの見たいタイムラインの映像を見ることが可能になってきています。そういった理由で「チャプター」機能自体が付いていないDVD映像も発売されています。

■DTS
「DTS=(digital theater systems)」この形式のデータを読み込める、DVDデッキを使うと音質が格段に向上します。
このDTS機能は、店舗販売されているようなDVDなら標準機能で追加されていることが多いです。DTS機能とは「DVDらしい奇麗な映像、良い音質のDVDディスク」それがDTSです。

映画・映像の音響までこだわる人にとっては、DTSか否かは重要だと思いますが、それ以外の人にとっては、そんなに重要な機能ではないように思います。
※アナログ映画をDVD化した作品や、個人販売のDVDにはDTS機能が無い場合も多々あります。

■SUPERBIT
SUPERBITは、通常のDVDより音質や画質が、さらに良いDVDのことです。
DVDと言えば、ビデオ(VHS)に比べてキレイな映像と言われています。そのDVDの中でも、さらに良い画質のDVDを「SUPERBIT」DVDと呼びます。しかし、「SUPERBIT」対応の映像機器や音響を使用しないと、通常のDVDとの格差には気が付かないようです。
映画が好きな人は、「SUPERBIT版」を探していることもありましたが、近年ではブルーレイディスクの登場により、「SUPERBIT」の存在意義も完全になくなってしまいました。

ちなみに、DVDのパッケージに、「SUPER BIT」との記載があります。
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