お宝おじゃるレンタル作品

■レンタル専用DVD
CD、DVD、漫画を扱うレンタルショップ(「ツタヤ」など)のみで扱う映像作品に、レンタルショップ専用DVDというものがあります。通称、レンタル用DVDと呼ばれています。
このレンタル用DVDはお店などの一般市場では販売されません。レンタルショップに借りに行かなければ、入手が出来ないDVDとなっています。

大手の、映画制作会社が作る映画は、配給会社を通して、映画館で公開されます。劇場公開後にDVDになり、一般の人へ販売されます。
それに対して、レンタル用DVDは、劇場で公開されずに、いきなりDVDになり、レンタルショップで貸し出しがされます。レンタルショップ自体がスポンサーになっていたり、映像作品の撮影にかかわっていたりします。

■レンタル落ち
レンタルビデオショップでレンタルされていた作品(ビデオ・DVD・CD)が一般市場に流通し、個人でも購入が可能になりました。そういった商品を「レンタル落ち」と呼びます。
このレンタル落ちの特徴として、レンタルビデオ店などの店頭で、低価格で購入することが可能です。なおかつ、ドラマやアニメなどが巻揃いで、購入できる可能性がある。近年ではインターネットの進歩によって、オークションサイトでも、レンタル落ち商品が流通しています。

それでは、「レンタル落ち」に至る経緯を解説していきます。
レンタルビデオショップでレンタルしている「ビデオ・DVD・CD」はレンタルビデオショップが所有している商品ではありません。レンタルビデオ屋さん(ツタヤとか)でも、レンタル問屋(レンタルビデオ屋へビデオ・DVD・CDを貸す業者)からレンタルした「ビデオ・DVD・CD」を一般の人へレンタルしています。

①レンタルショップ(例:ツタヤ・街のレンタルビデオ屋さん、など)は店舗と棚を用意します。

②個人(法人)でビデオを用意していたら、棚を膨大な量の商品で埋めることは出来ません。
(そこで、レンタル商品を卸している問屋さんに商品を発注します。(その際にはレンタル協会への加盟料など入会金が発生します。)


③問屋さんとレンタル期間の取り決めや、商品量などの契約をすると、レンタル問屋さんはお店に商品を卸してくれます。

④レンタルビデオ屋が開業!
(「レンタル 加盟」といったフレーズで検索したら、レンタル問屋さんに関連したページが出てきます。)

レンタル落ちの「DVD・CD」は、多くの人の手に渡ることを想定して、ディスク面に特殊なコーティングがしてあるそうです。一般の市場に出回っている商品より、劣化に強いという特徴があります。
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