お宝おじゃる魔法のシャープペンシル

■怪しい?ビジネス!魔法のシャープペンシル
インターネットの高速回線が普及し、ネットへのアクセスが便利になりだしたのが2000年前後と言われています。
それに、比例するかのようにインターネットでの情報商材(お金儲けの怪しい知識?)の販売も増加していきました。
そんな中、爆発的人気となった情報商材。それが「魔法のシャープペンシル」です。
「らくらく儲かる」など怪しいうたい文句で販売されていました。
で怪しかったのか?と言いえば、「怪しいなりにお金儲けとしては成立していた。」といえます。

からくり
※数字などの詳細が忘れていますので、金額などは不確かです。ビジネスの流れという感じで認識してください。

@まず、この「魔法のシャープペンシル」を購入します。
しかし、一本単位でシャーペンを購入するのではなく、「魔法のシャープペンシル」の販売権利を1万円くらいで購入します。

A購入が完了すると、専用の「ID」と「ホームページ用バーナー(ネットに掲載できる広告)」の使用権を獲得できます。
ちなみに、サンプルとして数本の「魔法のシャープペンシル」が郵送されてきます。

Bこの「魔法のシャープペンシル」の「バーナー」をホームページにはり付け、そこからショッピングがあると、アフィリエイトの仕組みで収益が発生していきます。(アフィリエイトについて解説>
ビジネスのからくりは以上です。

これのどこがそんなに儲かる仕組みなの?と思ってしまいます。
早い話がアフィリエイトと変わらないと考えてしまうかもしれません。
この「魔法のシャープペンシル」の販売権を獲得して、その「ホームページ用バーナー(ネットに掲載できる広告)」から、別の人が「魔法のシャープペンシル」の販売権利を購入すると、そのインセンティブが継続して入るという仕組みに人気が出た理由でした。

簡単な文面にするとわかりにくいので、人の流れで解説します。
解説
Aさんの「魔法のシャープペンシル バーナー」から、Bさん・Cさん・Dさんが販売権利を購入。
Bさんの「魔法のシャープペンシル バーナー」から、Eさん・Fさん・Gさんが販売権利を購入。
Cさんの「魔法のシャープペンシル バーナー」から、Hさん・Iさん・Jさんが販売権利を購入。
Dさんの「魔法のシャープペンシル バーナー」から、Kさん・Lさん・Mさんが販売権利を購入。

そうなると、Aさんは3人に販売権利を売ったことになるので、1万円の売り上げから50%のインセンティブ(配当金)を受けれます。
(「Bさん、Cさん、Dさん」の3人×5,000円=合計15,000円)
ここからが、「魔法のシャープペンシル」が爆発的に普及した理由です。
Bさん、Cさん、Dさんが販売したインセンティブ(配当金)の20%をさらに「Aさん」が受け取ることが出来ます。
(「Eさん、Fさん、Gさん、Hさん、Iさん、Jさん、Kさん、Lさん、Mさん」9人×2,000円=18,000円)
即自的に「総合計33,000円」のお金を受け取ることになります。
「Bさん、Cさん、Dさん」が売り続ければ「Aさん」は継続してインセンティブ(配当金)を手にし続けることになります。
さらに「Aさん」も「魔法のシャープペンシル」を売り続ければ、収益は雪だるま式に増えていく。

というのが「魔法のシャープペンシル」のビジネス内容でした。(「%」や「金額」はうる覚えですので、正しくないです。)

当時、Yahooオークション等で情報売買が活発になってきていました。
「魔法のシャープペンシルで人生が逆転しお金持ちになりました!」的な説明文で情報が売られていました。
オークションの説明文章に直接「バーナー」をはり付けていたり、誇大なサクセスストーリーで情報説明をし、情報を購入してみたら、この「魔法のシャープペンシル」での儲けるテクニック解説の情報だったりということがありました。

結局は、早くに取り組んだ販売主が一番儲かる仕組みだったんだと思います。
これって、「マルチビジネス・ネズミ講」に近い?(そのもの?)のビジネスアイデアです。
ただし、購入権利が安かったのと、ネットの高速回線が普及しだしていた時だったので、情報商材として爆発的に売られていたのだと思います。

「魔法のシャープペンシル」自体は、特許製品で物は確かな商品だったようです。
当時の販売方法は怪しい方法でしたが、いまでは、1本「100円前後」でネットや文房具を扱う店で購入できることもあるようです。
今となっては、この方法で儲けることは難しいと思います。
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