お宝おじゃる>レアゲーム ■バグソフト ゲームソフトは、ゲームが完成して販売される前に、ゲームテスター・チェッカー(出荷前にゲームをプレイして、確認する人)が細かくプレイして、不具合が無いか確認をしてから、市場に発売されます。 ゲームのプロが確認するので、不具合があっても、前もって確認されて、プログラミングの修正がされます。しかし、中にはその確認をすりぬけて、市場に流通してしまうゲームソフトがあります。そういったゲームの不具合を「ゲームバグ」と呼びます。 「ゲームバグ」ですが、たいていの場合は、ゲームを進行する上では大した問題にはならないので、雑誌広告や店頭などで不具合を知らせる程度で、終わることが多いです。また、出荷後にすぐに回収されて、バグ修正版が発売され直したりもします。(この際に、初期出荷版は返品交換がされます。) この「ゲームバグ」があったゲームソフトを「バグソフト」と呼ぶことがありますが、「バグソフト」にもレアなゲームがあります。 「PS2 くまうた」 初期出荷版は、ゲームディスクのタイトル面が赤色になっています。通称「くまうた 赤ディスク」と呼ばれています。ネットオークションで1000円前後で取引されています。 バグ修正後はタイトル面が青色ディスクに変更されました。ネットオークションで500円前後で取引されます。バグが修正されていない方が高額で取引されます。 「PS 真・女神転生U」 外観でわかる「バグ修正版」と「初期出荷版」の違いは、ゲームに同封されている「帯」のデザインが微妙に違うだけです。 帯に「トレーディングカード同梱」と印字があります。この印字に違いがあります。 バグ版は「(トレーディングカード同梱)」と記載。バグ修正版は「トレーディングカード同梱」と記載。( )の違いです。 それと、バグ版とバグ修正版では、ゲームメーカーの「ATLUS」の文字の位置が若干異なります。 ゲームをプレイしないで、バグ版とバグ修正版を見極めるには、パッケージデザインなどの、小さな違いしか、確認方法がありません。 ちなみに、バグ版はネットオークションで1000円前後で取引されます。バグ修正版は5000円前後で取引されます。 バグが修正されている方が高額で取引されます。 他にも、バグのあったゲームソフトは多数存在しています。 ■懸賞・抽選プレゼントゲーム 懸賞品や、抽選でプレゼントされたゲームソフトがあります。人気ゲームのキャンペーンに多いのですが、出荷数が完全に限られているために、レアゲームになるパターンがあります。 インターネットオークションでは、ゲームコレクターやゲーマーが競り合うので、高額で取引されることもあります。 【第2次スーパーロボット大戦 キャンペーン・プレゼントバージョン】 任天堂ゲームボーイアドバンスのファミコンミニが発売されたキャンペーンで、ゲームキューブ版「スーパーロボット大戦GC」の購入者の中から抽選2000名にプレゼントされた「第2次スーパーロボット大戦」というゲームソフト(GBA)があります。 コンディションが良いと、30,000円以上で取引されています。人気ゲームで、限定商品なため、このような現象になっているようです。 ※2012年前後の取引価格を参考。価格は、状況により変動します。 ■レアゲームとは? @ゲームコレクターの「レアゲーム」 ゲームをコレクションして眺めたり、集めたりしている人がいます。一般の人から見ると、何が楽しいんだ?と思ってしまいますが、形状のきれいなゲームをコレクションしたいと考えている人です。こういう人にとって「レアゲーム」とは、コンディションが良く、自身で入手したいと思うゲームのことを呼ぶ傾向にあります。 Aゲーマーの「レアゲーム」 ゲームプレーが凄く好きな人がいます。こういった人にとって「レアゲーム」とは、なかなか入手が難しくゲーム内容が優れているゲームを「レアゲーム」と呼ぶ傾向にあります。 B一般のゲーム好きの「レアゲーム」 お店などでは、入手が難しいがインターネットオークションで、それなりにお金を支払えば、手に入れることが出来るゲームを「レアゲーム」と呼ぶ傾向にあります。 インターネットが発達したために、今まで「レアゲーム」と呼ばれていたゲームでも、お金さえ支払えば入手することが容易になりました。 そういった理由から「レアゲーム」の呼称認識に違いが発生してきているように思われます。 ■ゲームソフト事情 インターネットオークションの取引で、普段はたいした値段が付かないゲームでも、一時的に値段が上昇するという現象があります。それは、シリーズ化されているゲームの最新作が発売される前後の時期は、過去に発売されたシリーズ作品の値段が上昇するという現象です。(ドラゴンクエスト・ファイナルファンタジー・バイオハザード・などなど…。) 値上がりするといっても、普段の取引価格が200円〜300円くらいのゲームソフトが、500円〜1000円くらいで取引されるとか、そういったレベルですが、もし、お手持ちのゲームソフトを少しでも高い値段で処分したいと考えているなら、そういった時期にインターネットオークションで手放してみてはいかがでしょうか? もちろん、値段が付かないことも多々あります。また、手放す時期を見誤ったり、インターネットオークションに慣れていないと、上手くはいかないと思います。 ■ゲームソフト事情(ゲームのバージョン違い) 同タイトルのゲームソフトでも、バージョン違いが同時に発売されることがあります。 多くの場合、パッケージデザインやゲームの内容が微妙に違います。ゲーム内容の違いから、時間が経つと、オークション取引価格に違いが発生することがあります。 @GBA ポケットモンスター ポケットモンスターは人気ゲームですが、バージョンごとに色分けされたソフトが特徴です。ゲームの内容や、集めることのできるモンスターが違うので、ポケモン好きはバージョン違いで遊びたいようです。 APS 信長の野望 同じタイトルでも、通常版とパワーアップキット版があります。パワーアップキット版ではマップや設定の追加がされています。初期プレイステーションの「信長の野望」では「通常版」より「パワーアップキット版」の方が人気があります。
■ゲームの呼称 @神ゲー(例:リンクの冒険・ゼルダの伝説) 完成度が高いゲームを神ゲーと呼びます。神の領域の作り込みをしているゲームから「神ゲー」と呼ばれるようです。 Aレアゲー(例:バーガーバーガー2) 入手が難しいゲームを「レアゲー」と呼びます。レア物なゲームで「レアゲー」ですが、現在ではインターネットオークションで、多くのレアゲーは、入手が可能になっています。お金さえあれば…。 Bバカゲー(例:とんでもクライシス) ゲームの制作者が狙って、おバカな雰囲気なゲームを作ることがあります。そういったゲームを「バカゲー」と呼びます。おバカな雰囲気のゲームです。しかし、狙っていないのに、何となく「バカゲー」に仕上がってしまうゲームもあるようです。 Cクソゲー(例:たけしの挑戦状) つまらないゲームを「クソゲー」と呼びます。一般受けはしなかったが、一部の愛好家には好かれているゲームになっていることもあります。 制作当時は技術(グラフィック、ゲームの処理技術、ゲームバランス等など…)が追いつかず、「クソゲー」に分類されてしまったけれど、時間が経ってみると、実は凄いゲームだったのでは?と評価されるゲームもあります。 つまらないゲームを総称して「クソゲー」と呼ぶ傾向にあります。
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