お宝おじゃるビデオテープ

■ビデオテープ/ビデオデッキ
「レンタルビデオ屋」というお店があります。この言葉がしっくりくとこない世代が誕生してきています。(レンタル落ち
近年では、ビデオテープでテレビや映画を記録するより、ハードディスクでの記録方式が主流となっているために、若い世代はビデオテープで映像を見たことが無い人もいるそうです。
映像の記録方式の大きな流れとして、「ビデオテープ→DVD→ハードディスク」という順番で変化しています。

近年では、「映像配信ダウンロードサイト」の登場により、家のテレビでインターネットへ接続して、映画や映像のレンタルが可能となっています。
そういった理由から、昔からある「レンタルビデオ屋」は淘汰され、資金力のある大型店舗のみが生き残っている傾向にあります。
大型レンタルショップでは、書店・音楽ショップなどを店内に併設したり、大型ショッピングモール内で店舗運営をしたりと、店舗展開に工夫をして事業展開をしています。
昔あったような、個人で経営されている「レンタルビデオ屋」は、あまり見かけなくなってしまいました。(昔は、ホラー作品がやたら充実していたりする店がありました。オーナーの趣味ってやつです…。)

以下、「伝説のビデオデッキ」(私が勝手に呼んでます。)の紹介です。
※ヤフオクの取引価格を参考にしています。
※商品の性質上、コンディションや付属品の有無で取引価格は大きく変動します。(動くかどうか?など。)
※動作品の中古取引価格を参考にしています。(未使用品の価格も数点あります。)

@「8mmビデオデッキ」=「8mmビデオテープの再生録画用ビデオデッキ」
SONY EV-PR2 17,000 円 /SONY EV-NS9000 12,000 円

A「ベータビデオデッキ」=「ベータテープの再生録画用ビデオデッキ」
SONY EDV-9000 98,000円/SONY SL-2100 81,000円/SONY SL-200D 22,500 円

B「S-VHSビデオデッキ」=「S端子の映像出力、入力が可能で画質の良い映像を映し出せるビデオデッキ」
Panasonic NV-SB900 58,500円/MITSUBISHI HV-ED600(未使用)  30,500 円

C「ハイビジョンビデオデッキ」=「超高画質な映像を映し出せる、ハイビジョン設定が可能なビデオデッキ」
SONY GV-HD700 53,001 円

D「D-VHSデッキ」=「デジタル録画に強いD-VHSテープの利用が可能なビデオデッキ」
ビクター HM-DHX2 31,500 円/Panasonic NV-DH2 26,000 円/ビクター HM-DH30000 20,000 円

E「MiniDVビデオデッキ」=「ビデオカメラなどで使われていたMiniDVテープを読み込むことのできるビデオデッキ」
SONY EV-BS3000 29,000 円/SONY WV-DR5 20,200 円

F「映像業者用ビデオデッキ」=「映像設定の切り替えや、入力出力端子の種類が豊富で、他の映像機器との接続を想定した作りのビデオデッキ」
Ikegami GFCAM GFS-V10  201,000 円

@ A B C D E F

特殊な機能が付いているビデオデッキ、高性能ビデオデッキは高額で取引がされます。多くの場合は、業者か電気技術のある個人が整備をし直して販売しているようです。また、壊れていても、部品取り用で高額取引される機種もありました。

大手の家電製造メーカーでは、ビデオデッキの製造が中止されてきています。DVDとビデオが一つの製品に連動している商品は、まだあるようですが、特殊機能ビデオデッキや高性能ビデオデッキは、現状では一般向けには新製品は販売されていません。
現在では、PCやハードディスクレコーダーへ映像を取りこむことが可能になっているので、古いテープ(VHS・ベータビデオ・8mm・MiniDV)を再生できるビデオデッキを探している人もいるとのことです。(ビデオテープをDVDにする方法

ビデオテープ映像マニアの中には、TVモニターや配線ケーブル、スピーカーなどを工夫して、ビデオテープの映像を如何に、高画質の映像にしていくのかを研究している人までいます。そういった理由から、映像マニアが「特殊機能ビデオデッキ・高性能ビデオデッキ」を探しています。
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